【俺腹No,10】冷たい=つったい~神保町のど真ん中で山形を味わう~麺ダイニング ととこ
2019年4月17日(水)
東京
最高気温:21℃
最低気温:11℃
ちょうど1年前の今頃は新社会人向けの「仕事術研修」を行ってたな。
大層でもない人間が大層なことをいう絵面。
自分で言うのもあれだが、痛すぎる。
新社会人たちが必ず浴びせてくる質問。
「明確なビジョンを持っていないのですが良いのでしょうか?」
つい最近まで学生だった若者たちはマジメだ。
だが、そのマジメさは時として自由な発想を奪う。
「立派な社会人はこうあるべきだ」なんて「あるべき論」でしか物事を考えられなくなる。
正直、そんなのクソくらえだよ。
ビジョンなんて走りながら考えればいい。
だってさ、小学生のとき、将来はケーキ屋になりたいなんてキャピってた初恋のナナちゃんなんて、現在は専業主婦で3児のかぁちゃんだぜ。
移ろいやすいこの世の中、大切なことは今をどう生きるかだ。
目の前のことに没頭すれば心の底からなりたい自分に出会うよ。
大丈夫。
なんてえらそうなことを3カ月程くっちゃべっていた。
ただ、これは人の原理原則かもしらん。
食事だってそうだ。
1週間後のランチより今日のランチを何にするかが大切だろ?
来週はパスタを食べようなんて思っている内にパスタはうどんに変わり、ラーメンにも変わる。
前置きが長くなったが、当社担当の保険のネェちゃんが山形出身なんだよ。
いつもとりとめもないことをお互い話す仲なのだが、昨日たまたま来社したときに山形のラーメンがうまいと5回は言っていた。
九州育ちの僕からすると山形は無縁の地だよ、ネェちゃん。
でも、ラーメンプレゼンありがと。
ということで、今日の「俺腹」は山形ラーメンだ。
ググってみると、でてきたよ。
ラーメンin山形。
今日のランチは「麺ダイニングととこ」で決まりだ。
オフィスを出て歩くこと10分。
でてきたよ、飲食天国神保町のど真ん中。
変にしゃれてないところに初恋のナナちゃんを思い出したよ。
って、なんでやねん。
メニューはどんな感じだ。
真正面から山形育ち。
保険のネェちゃんもそうだが、山形人は何でも真正面だ。
常に直球勝負。
素敵・・・
店内に入ると・・・
本日は二番乗りだ。
改めてメニューを見る。
ん?
山形では「冷たい」を「つったい」と言うのか。
ふふん、九州男児は即決即断だよ。
はい、「つったいラーメン」に決定。
食す前に出てきた茶。
でた、ルイボスティ。
ルイボスティとラーメンは切っても切り離せないね。
こだわっているのは茶だけじゃない。
化学調味料不使用のスープ。
いいね!
調味料不使用というだけで、全てのラーメンが健康的なものに見えてしょうがないアラフォーのリアル。
夜は飲み屋か。
なにこの日本酒の量www
さすがは東北人。
待つこと8分。
出てきたよ「つったいラーメン」
お、氷が入ってる。
つったいね。
麺はどんな感じだ?
縮れではないんだな。
焼肉屋で出てくる冷麺のような感じだ。
うまい。
スープもうまい。
あっさり醤油味。
しかし、腹には溜まる。
10分ほどであっという間に食べてしまった。
大変美味しゅういただ来ました。
次は夜に来よう。
会計を済ませるともらった。
「お連れ様にもサービス致します」
よっ、この太っ腹。
次回は連れと一緒に来るよ。
最高の薬膳卵を楽しみにしてるよ。
●麺だいにんぐ ととこ
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